Rintaro Hara | Works

ストレッチング・ロボット01

  • ストレッチング・ロボット01
  • 材料:スチレンボード、モーター、リレー、センサー、テグス
  • 制作年:2009
  • 会場:四谷アート・ステュディウム/東京

入れ子構造の人型ロボットのオブジェが、モーターとリレースイッチによりゆったりとした速度で伸縮運動を繰り返す。ロボットとは本来、人間の作業を効率的、連続的にサポートする存在であるが、この作品は単純な伸縮運動をするだけの人間にまったく役に立たないロボットである。しかし、そもそもアート自体が人間の役に立つのかという命題からすると、この作品の存在は、役に立たないアートの中の役に立たないロボットという意味合いにおいても入れ子構造となっている。

ページのトップに戻る