Rintaro Hara+Yu Hara | Works
阿弥陀渡り









- 阿弥陀渡り
- 2024
- 合板、束、カッティングシート、LEDテープライト
- 「モネ船長と87日間の四角い冒険」(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024)
- 越後妻有里山現代美術館MonET/新潟
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」のメイン会場である越後妻有里山現代美術館MonETの中央には巨大な池が位置しており、底面にはレアンドロ・エルリッヒによる《Palimpsest: 空の池》が設置されている。この作品は、美術館の2階からのある地点から鑑賞者が眺めると、池の底面に描かれているイメージによって建物と空が鏡で反転しているように見える作品である。《阿弥陀渡り》は、《Palimpsest: 空の池》がMonETに対するサイトスペシフィックであるように、《Palimpsest: 空の池》に対するサイトスペシフィックである。池の中で放射状に伸びる柱のイメージの上に300m以上の水上歩道が設置され、体験者は阿弥陀くじを渡るように移動することができる。夜はライトアップすることでモードチェンジする。夜に向けて巨大灯篭や蛍光に光る彫刻も制作した。
この《阿弥陀渡り》は、体験型の展覧会「モネ船長と87日間の四角い冒険」のメイン作品であり、展覧会自体を原倫太郎+原游でキュレーションし、国内外から9名のアーティストを招聘した。
Photo:Osamu Nakamura