Rintaro Hara | Works
上昇と傾斜
- 上昇と傾斜
- 材料:スチロールボール、テグス、モーター、木材
- 制作年:2014
- 会場:ハンマーヘッドスタジオ/神奈川
合板で仕切られた入り組んだの建築物の中を、白いボールが駆け巡るインスタレーション。壁から壁へ平行した2本のテグスを約40本張り巡らせ、その上に直径50mmの発泡スチロールのボールを走らせる。ボールはリフトで天井まで上昇し、テグスの上を緩やかな傾斜に合わせてゆっくり下降し、また上昇する。観客は建物の中に入る事ができ、張り巡らされたテグスとボールの動きを通して、建物の構造を身体で確認することができる。テグスの総距離は約150m、それぞれのボールのスタートからゴールまでの時間は約3分。