Rintaro Hara | Works
上昇と下降 ~白夜と極夜~





- 上昇と下降 ~白夜と極夜~
- 材料:スチロールボール、テグス、アルミ、木材、ブラックライト
- 制作年:2018
- 会場:フォーラムボックス/ヘルシンキ(フィンランド)
80mmサイズの発砲スチロールボールが中空を滑走する《上昇と下降》シリーズを、ヘルシンキのギャラリーで展開。フィンランドの一日は、夏と冬ではまったく異なる様相を呈す。夏は太陽が沈まない白夜であり、冬は太陽が上がらない極夜の地方もある。このインスタレーションでは、ギャラリースペース全体の白い空間が白夜の様相であり、中央に位置した暗い閉ざされた箱空間が極夜の様相である(鑑賞者は真っ暗な箱の中に入ることができ、そこでは白いボールが特殊塗料によってオーロラのように輝く)。言い換えれば白昼夢と夜の夢のようでもあり、観客はそれらを交互に体験する事ができる。