Rintaro Hara | Works
上昇と下降
- 上昇と下降
- 2020
- スチロールボール、テグス、モーター、木材
- Ayumi Gallery Cave/東京
グループ展「Trace」での展示。直径8cmの発砲スチロールのボールが、ギャラリーの天井付近に張り巡らされたテグスのレール上をゆっくりなスピードで駆け巡る。リフトで天井まで上昇したボールは、壁や柱へ向かって直線で進むと進行方向を変え、緩やかな傾斜を保ちながら下降していく。観賞者は転がるボールの軌跡を追うことで、あたかもボールが浮遊しているように感じたり、重力に逆らって上昇しているような感覚に陥るかもしれない。